管理人の雑記。
ところにより鋼やTRPGの萌えも語ります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ずいぶんとお久しぶりです(爆
週末、東京の友人たちと遊んできまして、何と初めてダブクロのGMに挑戦してきましたよ。 結局シナリオ間に合わなくてシナリオクラフト使ったり。 色々と制約があったりしましたが、かなり楽しかったです。 使用したのは、アキハバラの『湯煙オーヴァード紀行』でした。 プレイヤーが二人しかいなかったのでと、時間短縮(プレイヤーさん一人が都合で早めに出る必要があった)のため、だいぶシーンやイベント、情報収集を端折ったり、ヒロインやライバル、協力者がほとんど出なかったり(汗)やたらとNPC(特に隼人)が出張ったり。 つーか二人して登場時の侵食率上がりすぎ(笑 PC1がメガネキャラだったので、左京登場させて一緒にメガネを上げまくったとか(バカ PC2の初期ロイスに隼人がいたんで(出張ったのは主にこの理由)、前座の卓球対決してみたりとか そして藤崎も登場して引っ張られたりとか(みんな何故かわかっていた……) いやー、面白かったです。 今度はじっくり時間をとって、大人数でやりたいです。はい。 しかし鋼関連(実は)でダブクロわかる人間二人(私除いて)しかいないのがネックだな……。 で、実はこの関連で妄想がわきわきしたので、小話を放出してみる試み。 「……なんだよ」 手荒く引っ張られた隼人は、憮然とした顔で目の前の男を睨み付ける。 対する藤崎は、いつもの無表情のままで、こちらをじっと見つめて――やがて、大きくため息をついた。 なぜ、こんな事態になったのか判らなかった。 確かに先ほどまでは、同僚のチルドレンと卓球に興じていた。まあ、同じシンドロームを発症していることもあり、超スピードで白熱した試合をやらかしたが。 そういえば、自分たちの審判を務めたのは藤崎だった。初めは淡々とカウントを繰り返していたが、300対300という不毛すぎる争いに嫌気でも差したのだろうか――、そう思ったが、どうやら彼の態度を見る限り、そういうわけでもなさそうである。 引っ張られるままについていった先は、つぶれかかっているにもかかわらず、意外にも手入れの行き届いた離れの部屋だった。 「……気がついていないのか?」 不機嫌そうな低い声が、隼人の耳に落ちた。何のことかわからず、表情は変えずに首を傾げてみせる。 と、藤崎が右手を上げた。男にしてはしなやかな、細い指がゆっくりと隼人の顎を捉え、その滑らかなラインを辿ると、つっと首筋へと落としていった。 「今の君は、非常に無防備な状態になっているのに」 「え。あ?」 藤崎の声に吊られて自分の状態を確認しようと、視線を下に落とし。 隼人は、文字通り言葉を失った。 着ていた浴衣はかなり大きくはだけていた。帯のところまで開いた胸元も、下着が見えるほど裾も開いている。確かに激しい卓球対決だとは思っていたが、これほどとは。 「だからって何だよ。これくらい別に……」 そこまで言いかけて、隼人はふと藤崎の表情を見た。 いつもの無表情から、微かに別の感情がある。わずかに眉を寄せ、口元を真一文字に引き結んだ、それは。 「……もしかして……焼きもち妬いた……とか?」 さすがにこれはないだろうと思って口にした瞬間、彼の眉がぴくりと動いた。たったそれだけで、この指摘が事実なのだと確信する。 「否定はしない」 「わ?!」 小さく答えたかと思うと、藤崎は突然強く隼人の腕を引っ張った。驚いて声を上げたのと、何か柔らかいものが背中に当たったのは、ほぼ同時だった。あわてて視線をめぐらせて状況を確認する。 部屋に敷かれた上質な布団の上に倒されたと気がついて、改めて藤崎の顔を見る。 「あれくらいで妬いてどうるすんだよ!」 「他の誰かに、見られたくはない」 「だから……っ」 口答えしようとしたが、それは叶わなかった。 のしかかってきた藤崎が、有無を言わせずに唇を塞いできたから。 いつもよりも手荒な口付けから開放されて、隼人はゆっくりと息を吐いた。 まっすぐに藤崎を見る。他の誰も知らない、自分しか知らない顔で、彼はこちらを見つめている。 きっと、こんなに情欲の含んだ瞳で見つめるなんて、知らないだろう。優しく髪や肌を撫でてくる手も、耳元で囁く、甘く掠れた、低い声も。 こんな藤崎の違った表情を知っているのが自分だけなんだと思って、隼人は不思議な気分になった。 優越感とでもいうのだろうか。何だか誰も知らない彼を独占している気になって、胸の奥がじんわりと暖かくなってくる。 「……いつも、独占してるだろ」 「だからこそ、だ。他の誰にも、見られたくはない」 「心配しなくても、他の誰にも見せる気はねぇよ」 ほんの少し微笑んで、優しく言い聞かせてみた。彼の前で、ごく自然に笑えるようになったのは、ずいぶんと気を許しているのだろう。 「こんなこと、他の誰かにやらせるかよ」 くすくすと笑いながら、隼人は両手を上げた。広い肩に手を回し、撫で付けた藤崎の髪をかき混ぜる。 その動作をどうとったのか、彼はもう一度、唇を塞いできた。 今度の口付けは、いつもみたいに甘くて、優しかった。 その後。 起きた隼人が己の身体のあちこちについたキスマークに、真っ赤になって吼えるのはまた別の話である。 ========================== ごごごごごごめんなさい。 ブログなんでえろ書くのに抵抗が(何だと どーでもいいが、ニコ動のバレスタイン城を聞きながら書くものではない(まったくだ PR ● コメントフォーム |
忍者アド
カレンダー
最新TB
ブログ内検索
|