何だか個人的に、パラレル脳を刺激する夢を見ました。ひいらぎです。
反重力で浮く小さいスノーボードに乗って、華麗に走っている隼人の夢でした。
真神と七緒ちゃんが幼馴染でした。
藤崎は学校の先生で、しかもスノーボードの凄い人でした。
つばきんぐもスノーボードでレーサーやってる人でした。
……無駄に設定資料にまとめられるほどネタが沸いてきております。
しかし何故か藤崎隼人にいく罠(罠じゃないから
そんなわけで、タイトルはないものの、ssを書いてみた。
お暇な方は笑ってください。
あ、あとチャット告知もこの後で。
「おい、隼人」
名前を呼ばれ、高崎隼人は校門の前で振り返った。自分を呼んだ声は少しぶっきらぼうな口調だが、小さな頃からあまり変わっていない。
「ん?」
「ああ、あのな、今晩うちの親が晩飯食っていかないかって誘ってきたんだが、どうする?」
「わり、五時からバイト入れてる」
近づいてきたざんばら頭の少年に、隼人は片手を上げて謝る。彼は小さく息を吐いて『判った』とだけ返すと、苦笑いを浮かべた。
「――親にはそう言っとく。しかしお前、仕送り貰ってるのにバイトか?」
「言うなよ。仕送りったって大したもんじゃねぇし」
言って肩をすくめる。事実、親から送られてくる仕送りは、学校の学費と住んでいるアパートの生活費ぐらいで、余分な金はあまり残らない。従って、足りない分は自分で稼ぐしかないのだ。
そんなわけで、隼人は学校が終わった後の時間のほとんどを、バイトに費やしている。ほんの少しずつではあるが、それを元に貯金も出来るようになった。
「――もしかして、あれか。何だっけ……『コール』?」
「おう、もうちょっとで買えるんだ」
ふと問われた言葉に反応して、隼人は嬉々とした顔で頷いた。
コール、と呼ばれている『次世代型ボード』がある。
見た目はスノーボードの3分の2ほどの全長だが、強化プラスチックのボードの中には、反重力装置が設置されている。この装置のおかげで、人を乗せたまま宙に浮いて移動することが出来るのだ。
搭乗面には、足を固定するための器具や、スピードを調節するためのペダルなどがついてある。軽車両扱いではないのでナンバープレートなどの設置義務はないが、年齢制限やセービングマニュアルなどの規律が厳しい。また、ボード自体の価格が中型バイクと同じくらいというのもあまり見かけない要因ではある。
子供の頃に見た『コール』でのパフォーマンスに魅せられた隼人は、それ以来小遣いやお年玉などをこつこつと貯めていた。専門の資格も、13歳の誕生日を待って取得した。
公道での走行は法律で禁じられているが、私道や川原など、広くて危険のない場所を颯爽と走らせる自分を夢見て、隼人は今日もバイトに勤しむわけである。
「ま、頑張って来い。コールが手に入ったら、俺にも見せろよ?」
「判ってるって。じゃあな」
やばい、時間だと呟いたのを見て、彼は隼人の肩をぽんと叩いた。
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と、こんなの。
ちゃっかり真神出てます。名前ないけど。
……藤崎どこにいった(笑
で、土曜日。
お昼の11時から萌えを語る絵茶を行います。
お暇な方はどうぞ遊びに来てくださいねー。
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